いま話題のコンテンツマーケティングを実現するには

WEBマーケティングの業界に限らず、最近よく耳にするのがコンテンツマーケティングという言葉です。2012年頃からその言葉が出始め、大手企業やメジャーなWEBサイトでは既にその手法を取り入れられているところが多々ありますが、2015年はより多くのサイトがその技法を取り入れるべき年になると言われています。コンテンツマーケティングとは「見込客や既存顧客にとって役立つコンテンツを提供し広めることで、最終的に自社の利益につなげていく」というマーケティング手法のことです。その技法自体が昔からあったことから「古くて新しい技法」とも例えられています。

1.コンテンツマーケティングの日本での実例

コンテンツマーケティングは既に日本でも大手の企業がおこなっています。一部を例にすると資生堂、コカコーラ、アイリスオオヤマなどの企業です。コンテンツマーケティングをどこよりも早く取り入れたのがコカコーラのオリンピックコンテンツでした。

コカコーラのオリンピックコンテンツ

上記はロンドンオリンピックの期間にコカコーラが公開していた「オリンピック応援パーク」というコンテンツです。オリンピックに関する情報、競技結果、そして動画やゲームまで盛りだくさんのコンテンツを配信していました。このような企画は、コカコーラが古くからオリンピックの協賛として深い関係しており、その結果として根付いた消費者からみたイメージを、ウェブコンテンツのコンテンツとして、しかも期間限定で実現させたコンテンツマーケティングの典型と言ってもいいでしょう。

2.中小規模のWEBサイトがコンテンツマーケティングを取り入れるには

コンテンツマーケティングの方法
コカコーラの例は「コカコーラ」というブランド力と資力あってこそ、成し得るものであり、知名度が低くそこまでの資力がない中小規模の企業やWEBサイトが同じ規模の内容をおこなうことはリソースの多大な浪費とリスクでしかありません。それではリソースとリスクをできるだけ抑えて小規模でも実現できるコンテンツマーケティングの方法とは一体どのようなものなのでしょうか。ウェブを運用している人であれば、おそらく少し頑張ればできるという事例をご紹介します。

「弁護士ドットコム」は弁護士と相談者をマッチングするポータルサイトですが、本来のサイトの目的とは直接関係ない事件的なニュースのコンテンツを配信しています。これは弁護士を利用したい人のニーズを直接満たすものではありませんが、世の中の事件やトラブルに関心を持つ弁護士や、世情に関心が高いユーザー、まずは問題の自己解決を模索中のユーザーなどの意向にマッチする可能性があるコンテンツです。ニュースコンテンツは時事性は強いですが、コンテンツ自体が積みあがっていきます。そのためロングテールのSEOにも高い効果があり、運営側が定期的な記事配信をおこなうだけで実現できますので、有効なコンテンツマーケティングと言えるでしょう。

弁護士ドットコムのニュースコンテンツ


3.コンテンツマーケティングの注意すべき点

コンテンツマーケティングとは「見込客や既存顧客にとって役立つコンテンツを提供する」ことであり、集客するためだけのコンテンツではありません。注意すべき点をご紹介します。

((1) バズればいいわけではなく、見込客や既存顧客に有益でなくては意味がない。

 例えば「占いコンテンツ」の設置をコンテンツマーケティングと考えるのはあまり賢明とは言えません。なぜなら「占いコンテンツ」は本来のユーザが求めている役立つコンテンツとはあまり関係性がないからです。もしライティングにより関連性を持たせたとしても、おそらく一度使われたらすぐに飽きられてしまいますし、話題を引き起こす必要があるが故にSNSやバナーを利用するにしても宣伝コストもかかります。広告サプライヤーにとしては、よいマーケティング提案かもしれませんが、中小規模で実施するには決して費用対効果が良い選択ではありません。

(2) キュレーションはリスクしかない

 ニーズに合ったコンテンツをまとめたキュレーションサイトは急速に普及し、いまや乱立状態にありますが、コンテンツを外部から引っ張ってくるキュレーションコンテンツを、本来の目的が別に存在するWEBサイトで導入するのは、単にリスクでしかありません。基本的にキュレーションはコピーコンテンツなので、Googleから評価をされるどころかペナルティを受ける可能性もありますし、許可を得ずに流用した場合、著作権侵害になるリスクもあります。Naverまとめなどでも時々コンテンツの削除がおこなわれているくらいです。

(3) 炎上マーケティングはただの火事で終わるケースが増えている

 意図的に物議を醸しだすことにより、炎上を起こし世間を注目させる手法ですが、既にその言葉が世に知れ渡ったことで「炎上マーケティングをやっている」ようにしか誰の目からも見えないという状況に変わってきているようです。話題に敏感な芸能業界ではいまだに有効ですが、ユーザのストレス解消で炎上だけして、本来の目的に到達せず終わるケースも増えてきているようです。

コンテンツマーケティングはその戦略と共に、コピーライティングの技術が非常に重要であると言われています。関連性の高いコンテンツで集客し、いかにそこからユーザをコンバージョンに結び付けていくかを表現する上で「言葉」の訴求は何より大切になってくるからです。「コピーライティング」についてはバイブルと言われる著書がたくさんありますので、WEBの運営に関わる方は是非読まれることをオススメします。私のオススメは「ザ・コピーライティング」という著書ですが、事例をふんだんに取り入れ簡素に分かりやすくまとめられています。

 

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