有名ポータルサイトから読み解くSEO対策

有名な大手ポータルサイトはSEO的にも良く考えられていますが、今回業種の異なる5つのサイトについて、どのような構造化をおこなっているのかをチェックしたいと思います。今回、参考にするのはキーワードが最も分かりやすい「トップタイトル」と、構造が分かりやすい「一覧と詳細のパンくず」です。それらを元にそれぞれの構造を読み解いていきたいと思います。

1.食べログ
食べログ

■トップタイトル
東京のグルメ・レストランガイド [食べログ]
■エリア一覧(パンくず)
食べログ > 東京グルメ > 渋谷・恵比寿・代官山グルメ
■詳細ページ(パンくず)
食べログ > うなぎ > 東京うなぎ > 池袋~高田馬場・早稲田うなぎ > 池袋うなぎ > 池袋駅うなぎ > かぶと

食べログは「グルメ」というキーワードに力を入れているのが分かります。トレンド的にも認知度的にも「口コミ」の方が上だと思うのですが、ある程度「口コミサイト」であることが定着したため、コンバージョンが取りやすい「グルメ」というキーワードを重視しているのでしょうか。パンくずについても一覧ページはグルメの文字がたくさん入っています。そして注目すべきは詳細ページのパンくずですが、うなぎ屋さんの場合、全てのエリアパンくずに「うなぎ」という文字が入るようになっています。これは「うなぎ」のお店を探したい人がお店の名前はわからないので、エリアと種別の掛け合わせで検索される需要が高いことから掛け合わせページのSEOを強くするためと思われます。

2.SUUMO
SUUMO

■トップタイトル
【SUUMO】 不動産売買・住宅購入・賃貸情報ならリクルートの不動産ポータルサイト
■エリア一覧(パンくず)
不動産・住宅サイト SUUMO > 賃貸 > 関東 > 東京都 > 渋谷区の賃貸情報
■詳細ページ(パンくず)
不動産・住宅サイト SUUMO > 賃貸 > 関東 > 東京都 > 渋谷区 > 南新宿駅 > 物件詳細

次はSUUMOですが、キーワードは検索トレンドが多い「不動産売買」、「住宅購入」、「賃貸情報」という3大キーワードが使われています。あえて「ポータルサイト」という文字を入れているようです。パンくずについては非常にシンプルで分かりやすいですが、詳細ページまでいくと、「最寄駅」がつくようになっています。特に賃貸の不動産の場合、「駅」で探す人が多いので、検索ページも他のポータルと比べても駅の需要の高さが反映されております。

3.ジョブセンス
ジョブセンス

■トップタイトル
アルバイト/バイト募集情報ジョブセンス
■エリア一覧(パンくず)
HOME > 関東 > 東京都 > 渋谷区のバイト
■詳細ページ(パンくず)
HOME > 東京都 > 渋谷区 > 渋谷 > 東急百貨店サービス 東横店レジ

ジョブセンスは、エリアという考え方が前面に出ておりパンくずにもその構造があらわれています。SUUMOと同様詳細のパンくずは駅を意識したものがあります。タイトルに「アルバイト」と「バイト」を2つ書いているのは、それぞれ同様に検索ボリュームが高く、両者のキーワードで上位表示をさせるためでしょう。

4.JTB
JTB

■トップタイトル
旅館・ホテル、国内・海外旅行予約はJTB
■エリア一覧(パンくず)
JTBホーム > 旅館・ホテル > エリア一覧 > 首都圏 > 東京都 > 新宿・渋谷・赤坂・六本木の旅館・ホテル
■詳細ページ(パンくず)
JTBホーム > 旅館・ホテル > エリア一覧 > 首都圏 > 東京都 > 新宿・渋谷・赤坂・六本木 > ザ・リッツ・カールトン東京

JTBのタイトルにはコンバージョンを取りやすいキーワードとして「予約」という文字が入っています。注目すべきはパンくずですが、一覧には「の旅館・ホテル」とついていますが、詳細ページではその文字が無くなりホテル名になっています。これは一覧ページについてSEO的に何のエリア情報かを認識させるためです。

5.チケットぴあ
チケットぴあ

■トップタイトル
チケットぴあ[チケット情報・販売・購入・予約]
■エリア一覧(パンくず)
TOP > 関東甲信越
■詳細ページ(パンくず)
TOP> クラシック> ディズニー・ファンタジア・コンサート

チケットぴあのコンサート情報ですが、タイトルは「販売」、「購入」、「予約」とコンバージョンが取れやすい3大キーワードが使われています。これはSUUMOと全く同じ方法です。エリア一覧については、不動産やグルメと比べてせまいエリアでの絞り込みは必要ないため、広域の情報になっております。詳細ページのパンくずは食べログ同様、種別を意味する「クラッシック」に変わっていることが分かりますが、これもSEOのためだと思われます。

これらの構造をみて分かることは、

1.都道府県や市区町村だけでなく、商圏や駅など、業態に合ったエリア構造の最適化がされている
2.一覧のパンくずは、その最適化にあわせて構成されている。
3.タイトルには、最もコンバージョンが取りやすいキーワードが含まれている
4.詳細ページではエリアだけでなく、種別との掛け合わせのパンくずになっていて、ロングテールSEOに最適化されている
5.どれもユーザが入力しやすいキーワードで構成されている

タイトルやパンくずはSEO的に最も重要な役割を持っており、内部構造をGoogleに認識させたり、重要なキーワードを認識させたりしています。そしてユーザが入力しやすそうなキーワードを元にサイト構造が考えられていることが分かります。

 

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